ヤフオクで安く落札するコツ【30万点出品マスターが教える!】

こんにちは!ヤフオク歴18年、総出品数30万を超えるヤフオクマスターです。
たくさんヤフオクで出品していると相場よりもかなり安く落札されてしまうということが結構あります。
そんな経験から出品者としては本当は知って教えたくないヤフオクで安く落札するコツをご紹介したいと思います。
落札の希望価格を設定する
ヤフオクで欲しいものを発見して入札。
商品が自分の手元に届いた様子を想像してワクワクしていたところに、自分より上値を入れる入札者が現れ熱くなる。
ついつい冷静さを失い思っていた金額よりもずいぶんと高い金額を入札。
落札できたはいいが、完全に思っていた金額よりも高くなってしまったぁということはよく聞く話です。
もちろん、落札してしまったら、購入責任があります。
キャンセルすればあなたの評価は悪くなっていき、今後欲しいものを入札しても、出品者から入札取り消しをされる可能性も出てきます。
ですので、必ず出せる金額、上限金額を決めておきましょう。
落札相場を調べる
希望価格と言われても、とにかく安い方がいいというのが正直なところ。
それでは埒が明かないので、まずは過去にヤフオクで落札された金額を調べておき、相場観を養っておきましょう。
現在、ヤフオクでは過去120日分の落札結果を検索することができます。
特別レアなものでなければ、こちらの検索結果であなたの欲しいものがいくらで落札されたか知ることができるはずです。
落札相場を調べる時の注意点
商品タイトルだけでなく、商品タイトルをクリックして商品説明も読んでみましょう。
相場よりも高い時はその商品以外におまけがついていたり、アーティストグッズだと実はサイン入りだったりと付加価値がついていることがあります。
逆に安い時は状態がかなり悪いとか、動作不良と商品説明に書いてあることがあるかもしれません。
また送料無料と送料1500円の設定では落札価格に差が出てくるのは当然のこと。
配送方法が何になっているかも確認しておきましょう。
タイトルの書き間違えを狙う
ヤフオクでの出品はそれぞれの出品者がタイトルを入力します。
人のすることなので入力ミスというのは結構あります。
入力ミスをしてしまうとその商品を探している人がいくら検索してもヒットしないということになり、結果、安く落札ができるということがあります。
現在、ヤフオクの検索もかなり精度があがっており、言い方、書き方が複数あるもの、有名な省略名に関してはどちらも検索されるようになっています。
しかし、完全に間違えてしまうと検索には引っかかりません。
ダイアモンド ダイヤモンドは同じ検索結果で、検索してみたところ、過去120日で155,335件がヒットしました。
しかし、タイヤモンドと検索すると過去120日で検索してみるとヒットしたのは6件だけ。
いやいや、誤字してダイアモンドを出品する出品者はいないでしょうと見てみるといるんですよね。
特に濁点、半濁点は誤字しやすいですので、狙い目です。
ポスター → ボスター
セット商品を狙う
出品者によっては面倒だからとまとめてのセットで販売をすることがあります。
実はその中にお目当てのものがあり、それだけ1点で買うより、セットで買った方が安いということが多々。
「自分の欲しいものの名前 + セット」や「冊」「枚」「本」などの単位を入れて検索します。
画像をよく見て、混ざっているか判断する必要がありますが、意外と混ざっていることがありますよ。
「洋楽 CD 枚」の落札結果になります。
もし欲しいものがお宝のCDだったとしたら、混ざっている可能性が高いかどうかは出品者の一覧を見てみて、他にもまとめ売りをしていると可能性が高いです。
類似の商品を1点ずつ出品もしていて、まとめ売りをしていると細かく相場を調べた結果、1点ずつ売れるのは売り、単価の安いものはまとめてセットにしている可能性が高く、お目当てのお宝が混ざっている可能性は低いと言えます。
状況によって入札のタイミングを使い分ける
入札するタイミングはそのオークションの状況によって使い分けるのがいいです。
見つけたら即入札
相場以下で即決価格(フリマ)がついている時
ヤフオクには開始価格=落札価格というフリマというジャンルがあります。
検索の画面の購入方法欄のフリマをチェックして検索してみましょう。
フリマは早いもの勝ちなので、価格があっていたら即入札した方がいいです。
ただし、購入義務が発生しますので、送料や条件、商品説明はしっかりと読んでからにしてくださいね。
競り合いが少なそうな商品
相場よりも少し安い程度ならば見つけたらすぐに入札しましょう。
オークションという性格上、同じ価格で欲しい人が複数いた場合は先に入札した人に権利が発生、後から入札した人はそれよりも高い金額を入札しなければいけなくなります。
終了時間ギリギリに入札
すでに競り合いがはじまっているもの
すでに入札が2以上あり、競り合っているものはできる限りギリギリの入札が望ましいです。
ヤフオクではデフォルトが自動延長有になっています。
自動延長とは
自動延長が設定されているオークションは、オークション終了5分前から終了までに「現在の価格」が上がった場合、終了時間が5分間延長されます。その後も、終了前5分間に価格が上がれば、何度も繰り返し延長されます。
終了5分以内に入札をすると自動延長になってしまいますので、タイミング的には5分の少し前が望ましいです。
早い入札がいけない理由は3つあります。
①入札をすることで注目度が高いオークションということで検索で上位表示されてしまう。
②競り合う相手を熱くさせてしまう。
③自分も適正価格で欲しい以上にオークションに勝ちたくなる。
自分の希望金額を上回った金額が入った場合は潔く引き下がることが重要です。
入札のコツ
入札する時のちょっとしたコツとして、区切りのいい数字を先に入れるということがあります。
例えば、自分の希望金額を考えた場合、9800円と思う方よりも、10000円までで欲しいなと思う方の方が多いかと思います。
そうなると競り合いになった場合、10000円が先に入ってしまった場合、相手が諦めるということになることでしょう。
10500円を入札してきたとしたら、既に相手はただただあなたを負かしてやりたいモードになっていますので、引き下がった方がいいです。
同じ商品がいくつも出ていたら終了時間が遅いものを狙う
バスや電車、新幹線で、立て続けに来る時、最初は立っている人もいたというのに後続は空き空きだったという覚えはありませんか?
ヤフオクも同じで、同じような時間に同じ商品が落札がある場合、早い落札のものから高く落札されていく傾向があります。
実際、ヤフオクの業者の中では同業者をつぶすために、あえて同一商品を同業者が設定している時間よりも早めにかぶして出品するということもあるのです。
ウォッチリストに登録して安くなるのを待つ
ヤフオクには気になる商品を見つけたらウォッチリストに登録するという機能があります。
欲しい商品だけど、希望価格よりも高いなぁと思ったら、ウォッチリストに入れるだけ入れておきましょう。
ウォッチリストに入れておくと、その商品が値下げされて再出品されたことをメールで知らせてくれます。
自分の希望価格になったらあらためて入札するというわけです。
先に書いたフリマならば安くなった途端に入札すれば即落札となります。
オークションアラートに登録して安く入札する
ヤフオクにはオークションアラートという機能があります。
欲しい商品のタイトルなどをオークションアラートに登録しておくと、該当する商品が出品されるとメールで教えてくれます。
検索して探し出すよりも確実です。
中には即決価格付のフリマも出品されてくるかもしれません。
商品+(消費税)+送料の合計が安い商品をさがす
ヤフオクの代金は商品価格に加えて、消費税(ストアのみ)+送料になってきます。
例え落札価格が安くても、合計すると他の商品よりも高くなってしまっては安く落札した意味がありません。
消費税が不要か、送料は無料か、安い設定があるか確認して、トータル金額を考えてから入札することで、結果として安く落札できたことになります。
まとめ
ヤフオクで安く落札するコツは簡単にまとめてみます。
①自分が欲しい商品の相場を知ること
②その商品状況にあったベストのタイミングで入札をすること
・即入札→即決価格(フリマ)付、競り合いが少なそうな商品。
・終了6分前に入札→競り合いがある商品
③出品者のミスを狙う
④遅い終了時間の同じ商品を狙う
⑤ウォッチリスト、ヤフオクアラートの機能をいかす
⑥消費税+送料の総合計で安く落札する
となります。
そしてヤフオクの入札の基本はクールでいることが大切になってきます。
熱くなってつい希望価格以上の入札はご法度ですよ。
それではご武運をお祈りいたします!