ヤフオク!の大量出品の商品管理方法まとめ~管理記号付加 棚記号をつける~

ヤフオク!で大量に出品をしていくと、商品管理がしきれず、落札された後に商品を散々探す、探したけれど見つからなかったなんて話をよく聞きます。
保管していた棚から商品を抜き出す作業(ピッキング作業)に時間がかなりかかるという話もよく聞くこと。
特にヤフオク!のヤフオク!のIDは連番にはなってなかったり、タイトルや商品説明を見ても出品した日付がわからないため商品を探しにくいのです。
過去に累計30万点以上の出品、落札。
一晩の落札が2500点を超えたことがある私の管理方法やピッキングが楽になる方法、コツをご紹介します。
ルールを決めて棚に保管する
ヤフオク!で出品数が少ないうちは問題ありませんが、出品数が200点以上になってくると商品の保管はルール作りが必要です。
棚管理の方法は主にふたつ。
出品順に並べる
出品順に並べていく方法です。
落札されて商品が出て空いたスペースは順番に詰めていきます。
落札されたらだいたい出品した日や他の商品から目的の棚を見つけることができるというわけです。
出品した日付の札を入れておくとよりわかりやすいです。
よく落札されるのは出品したばかりのものなので、狭いエリアのピッキング作業が多くなり、早いピッキング作業ができることになります。
また長く売れていないものが端に固まっていきますので、値下げや処分、整理がしやすいのも特徴です。
長所→ 単純でわかりやすい。
短所→詰める作業が面倒。
棚に記号をつけ、記号を出品タイトルに入力する
棚がいくつもあったら、Aの棚、Bの棚、Cの棚などと棚に記号をつけます。
更に段も決めて、A棚の1段などと記号を決めていきます。
今から出品する商品はB棚の2段めに置くと決め、ヤフオク!の出品タイトルもしくは商品説明の中に棚の記号を書いておきます。
売れて空いたスペースを利用して次の出品の商品を入れていくため、棚を詰める作業は必要ありません。
商品が次々と増えていった場合、
棚を詰める作業は労力が必要な上、商品を動かすことは商品を傷める原因にもなるため、防止になります。
しかし、最初に保管場所を間違えたり、管理記号をつけ間違えた場合、どれだけ探しても見つからないということに陥ります。
タイトルに管理記号を入力する
ヤフオク!では出品すると個々にオークションID(商品ID)が不可されます。
本来、このオークションIDで商品を管理したいところですが、この記号は出品者ではコントロールできないため、自分で代わりとなる管理記号をタイトルに付加してオークションを管理していく方法です。
1商品ごとにすべて固有の管理記号をつけるのが理想ですが、作業は大変です。
日付順に管理するのであれば、本日の出品はすべて同じで構いません。
本日の出品が100点ならばそこから落札された商品を探し出すのはそれほど難しくないからです。
また棚ごとに管理記号をつける方法ならば、棚のマスはすべて同じ記号でも探し出すのに困ることはないでしょう。
日付をそのまま管理記号にしてしまうと売れ残っていた場合、全然売れてない商品ですよ、ということを入札希望者に紹介することにもなるので、違う記号や数字に置き換えた方がいいです。
例えば数字をアルファベットに置き換えるだけでもいいですね。
1 → A
2 → B
3 → C
4 → D
5 → E
6 → F
7 → G
8 → H
9 → I
10 → J
18年12月09日→ AHAB0I
といった感じです。
年を記号に入れるということは、1年以上、ヤフオク!の出品を持ち続けるということですので、それまでに処分するつもりならば月日だけでいいでしょう。
管理記号はタイトルの先頭に入れることをオススメします。
理由はその後のピッキングや管理に便利だからです。
例えば、ひとりの方が同時に40点の商品を購入したとします。
落札された商品の一覧をエクセルに入力、タイトル順に並び替えれば、そのままで棚に保管されている順番になるため、ピッキングがスムーズに効率よくできることになります。
後日、あの時に仕入れたもの、出品したものがどれぐらい売れているのだろうかと調査する時にもタイトルで並び替えることができれば、すぐにわかるからです。
ヤフオク!開始当初はこの管理記号に馴染みがない方が多く、質問されることもありましたが、現在は皆さん慣れていて出品者の管理記号だということを十分理解されています。
また以前のように文字数に制限がある頃は管理記号の数文字ももったいなく感じましたが、現在は書ききれないほどのタイトルの文字数(65文字)になっため、管理記号を商品タイトルに入れることは気にならなくなりました。
似たような商品名が多い方は、上記のまとめて日付ごと、棚ごとの管理記号ではなく、個々に管理記号をつけることをオススメします。
しかし、個々の管理記号をつける場合、スクリプトなどを使って、管理記号をつけ、ポストイットなどにナンバリングスタンプなどを利用して商品一点ずつにラベルをつけていくことが必要になってきます。
商品を見えるようにする 積み重ねない
どんな商品を扱うかにもよりますが、棚に商品を保管する時に積み重ねたりせず、ひとつずつの商品が見えるようにしておくのも大きなポイントです。
重ねたり、二重にして奥にしまいこむと紛失の原因になりますし、積み上げた商品の一番下の商品だけが売れた場合、売れてない上の商品を動かすことになり、紛失や商品を傷める原因になりかねません。
定期的に価格を下げる
思惑と違って全然入札されない商品が溜まっていくと在庫ばかりが増え、商品管理が大変になっていきます。
2週間入札が入らなかったら、出品開始価格を2割下げるなどのルールを作り、定期的に値引きして販売促進。
売れ残った商品を少しでも早く売っていくことも大量の商品管理のコツになります。
タイトル・商品説明・画像をかえて再出品をする
入札が思ったよりも入らない理由はタイトル、商品説明、画像がよくない可能性もあります。
特にタイトルの書き間違えなどの理由により、入札したい人の検索にヒットしていないことも考えられますので、タイトルを書き直して出品しなおすのもオスメメです。
定期的に棚卸しをする 商品を処分をする
値下げをしても売れ残っていく。
タイトルや商品説明、画像をかえても売れ残っている商品は棚の保管料だけが発生している不良在庫です。
ついつい仕入が高かった。
絶対にいい商品のはずだという言い訳をしてしまいがちですが、定期的に処分していくことで、次の大量出品ができることにつながります。
出品した日時を商品説明に入力しておく
ヤフオク!の出品商品はそのオークションの開始日は表示されていますが、その商品が一番最初に出品された日時の記載はありません。
出品者としては出品した時に来たメールでたどることが出来ると言えばできますが大変。
商品説明の片隅に自分だけがわかるように入力しておくと便利。
この商品、長いことあるけれどいつからあるのかなぁと思った時に商品説明を見て、もう4ヶ月経っている、大きく値下げしようと判断することができるわけです。
一回目の出品で売り切っていく
落札された商品が見つからない場合のほとんどが出品してから日数が経過したもの。
先週に出品したものが見つからないということはまずありません。
そのことから一回目の出品で売り切っていくという戦略は大量の出品を管理するために非常に有効です。
1円などの安値でスタート。
複数落札した人は送料サービスするなどで売り切っていきましょう。
まとめ
ヤフオク!で大量に出品していくと誰もが悩む商品の管理方法をご紹介しました。
私の場合、本やアーティストグッズ、DVD、CDなどが中心のため、そのような商品を扱う方には参考にして頂けたかと思います。
管理方法を構築することが一生懸命過ぎて、出品が疎かになるのはもってのほか。
あくまでも出品にストレスがない程度の管理方法にとどめておくのも大きなコツのひとつです。