ヤフオク!匿名配送ヤフネコパックのメリットとデメリット

2018年8月27日よりヤフオク!でも匿名配送が可能になりました。
メルカリで好評だったサービスです。
現在、個人情報を教えることを非常に嫌う人が増えていますので、世の中の需要に応じたサービスともいえます。
しかし、実際、匿名配送のサービスを利用するにあたっては、出品者にはいくつかの問題点も。
匿名配送サービスの利用方法とメリット、デメリットを見ていきます。
ヤフオク!で匿名配送を利用する方法
ヤフオク!出品時に項目を選びます。
出品時に発送方法をヤフネコパックかゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)にチェックをします。
商品のサイズによって利用できるものがかわってきますので注意です。
ヤフオク匿名配送サービスのサイズと価格一覧
ヤフネコ!パック ネコポス ヤマト運輸提供サービス
サイズ 角形A4厚さ2.5cm以内 重さ1kg以内
料金 全国一律 205円
ヤフネコ!宅急便コンパクト ヤマト運輸提供サービス
専用BOX(65円)使用のこと
薄型専用BOX 縦24.8cm 横34cm
専用BOX 縦25cm 横20cm 厚さ5cm
料金 416円~
ヤフネコ!宅急便 ヤマト運輸提供サービス
サイズ 60~160cm以内
重量 2kg~25kg以内
送料 486円~
ゆうパケット(おてがる版)郵便局提供サービス
縦・横・厚さの合計60cm以内 重さ1kg以内
料金 全国一律 205円 ~
ゆうパック(おてがる版)郵便局提供サービス
縦・横・厚さの合計170cm以内 重さ25kg以内
料金 480円(税抜き)~
料金はヤフオク、ゆうパックのほぼ正規料金です。
ポストインのネコポス、ゆうパケット(おてがる版)もクリックポストなどに比べると割高です。
ただし、価格は落札者負担にした場合の価格になっています。
出品者負担にすると宅急便などは全国一律料金となり、かなり安くなります。
こちらの記事を参照ください。
匿名配送の発送の手順
最寄りのコンビニ、ヤマト運輸の営業所、郵便局に荷物を持ち込みます。
ヤフオクのアプリから二次元コード(QRコード)を発行し、端末で読み込ませ、レジに持っていけば手続き完了です。
ヤフオクの出品者ご利用方法の流れを見ればよくわかります。→ ヤマト運輸編 郵便局編
利用できるコンビニはヤマト運輸のものはファミリーマートかサークルKサンクス、郵便局のものはローソンになります。
実際に何度も発送してみましたが、端末の操作に慣れてない人でもスムーズに出来るはずです。
宛名は自分で書いたり、パソコンでプリントアウトする必要はなくなります。
その点は匿名配送のメリットとも言えます。
匿名配送で入札は増えるか?
いくつか匿名配送にして出品を試してみましたが、それによって入札が増えたと感じることはありませんでした。
また質問欄から匿名配送を希望したいといった要望も頂いたことはありません。
ヤフオクで匿名配送ができるようになったことが入札者が知らないだけかもしれませんが、匿名配送だから入札するという人はそこまでいない気がします。
ただし、今後は増えていく可能性もありますので、注意が必要ですね。
匿名配送の問題点
まず集荷がしてもらえず、コンビニ、ヤマト運輸営業所、郵便局に持ち込む必要なこと。
着払いが利用できないことがあります。
大きな荷物を持ち出すのは大変手間がかかるので大きな問題ですね。
また、宛名ラベルはコンビニ、ヤマト運輸営業所、郵便局で発行してもらえるのはいいのですが、複数点の発送がある場合、テレコになってしまうことも出てくるかもしれません。
持ち込む前に荷物の済にヤフオクのIDなどを記載しておく必要がありそうです。
まとめ
一見良いように思える匿名配送ですが、大量の出品、落札を繰り返している人では、隣がコンビニでもない限り、手間の方が多そうです。
手軽に匿名で買いたいという人はそもそもヤフオクではなくメルカリを利用しているので、そういった商品はメルカリを利用することを考えてもいいでしょうね。
役に立ちました。有り難うございます。
始めてヤフネコを使いましたが、分かりづらく、送料も安くなると思いませんでした。
郵便局に持ち込むと60サイズぎりぎりだと60サイズにして貰えますが、80になってしまい送料が格段にあがり(600から900円台)りました。